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本種は(独)農研機構果樹研究所ナシ、クリ核果類研究拠点においてスモモ笠原巴旦香×養青梅を交配育成したスモモとウメの交配品種。 |
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果形は円形、果頂部の凹みはない。果重は68g前後と大きい。果皮は全面に鮮紅色に着色する。果面の毛は短く、光沢のある美しい外観となる。果肉も成熟に伴い鮮紅色に着色し、梅酒や梅ジュースにした場合きれいな紅色となる。核は小さく粘核である。滴定酸度は4g/100ml余りで南高より3割ほど少なく、梅干製品は果肉がやや粗いため南高に較べて劣る。 |
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樹勢は弱く開張性短果枝の維持が難しいため予備枝をとり結果部位の確保に努める。スモモの同様の花束状短果枝を形成する。開花は南高より14日遅く、自家結実性はないので受粉樹が必要である。スモモの花粉では結実不良なので、ウメかアンズの受粉樹が必要である。 |
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山形で南高より2週間おそい7月中下旬頃と思われる。 |
(一社)果種協より許諾済品種登録番号:第17561号 海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)