クイーンニーナ QUEEN NINA

(接木苗)特等苗  1本 3,850円

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来歴 本種は、果樹試験場安芸津支場(現果樹研究所ブドウ・カキ研究拠点)においてブドウ安芸津20号に安芸クイーンを交配育成したものである。
果実 ジベレリン処理により巨峰、ピオーネよりも大きい果実重15g以上の無核粒となる。果皮は鮮やかな赤色で外観は良好。食味は優れ、高糖・低酸であり、肉質は欧州ブドウに近い崩壊性で、果肉は硬い。渋みは無く、フォクシー香。日持ちは巨峰・ピオーネと同程度である。
樹性 樹勢は強く、発芽期および開花期は巨峰・ピオーネよりもやや遅い。満開期と満開10〜15日後の25ppmジベ処理により、容易に種なし、大果生産が可能となり、開花期のストレプトマイシン200ppm処理により、さらに安定した種なし生産ができる。系統適応性検定試験においては、特に目立った病害は発生していない。耐寒性はやや弱く、東北北部における栽培適地は巨峰よりもやや狭いと思われる。収穫の遅れにより、裂果が発生する恐れがあるため、適度な灌水、果粒のスムーズな肥大、適期の収穫を心がける。
収穫期 巨峰よりやや遅く、9月下旬であると思われる。

(一社)果種協より許諾済品種登録番号:第20733号  海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)

クイーンニーナ