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本種は長野市川中島町、野池今朝喜氏が野池白桃の枝変わりとして発見した品種である。 |
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果形は扁円形で川中島白桃に似る。果重は平均350gと極大で果皮は着色よく、無袋で果実全体が濃紅色に着色する。果面の毛茸の密度は中で果肉内および核周囲の着色は少である。果肉は硬く緻密で溶質、繊維も少なく肉質は川中島白桃より良い。多汁で甘味多く酸味少なく、食味は良好で無袋でも裂果がほとんどない。 |
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樹勢は中位、枝梢の太さ及び節間長は中である。花粉は有するが極少で受粉樹が必要である。豊産性で生理落果、核割れはほとんどない。 |
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山形で8月下旬頃で日持性は良好である。 |